小中高の運動会シーズンですね。9月の後半から10月の後半位まででしょうか。昔は10月10日の体育の日やその前後が多かったように思いますが、今は5月とか6月とか暑くなる前にやり切ってしまう学校もあります。
私も小学校の運動会のことをよく覚えています。とくに「かけっこ」のことを。
50数年前の運動会
かれこれそれ位前のことになりますが、運動会当日だけ、かけっこ(徒競走)では「足袋」を履きました。練習ではズック靴(布製の運動靴、今でいうスニーカー的な履物や上履き)で走るのですが、本番は前日に買ってきた白い足袋を履くのです。
私だけでなく、他の人も履いていましたので、足袋のほうが速く走れるという考えだったのだと思います。今でも、足袋を買いにいったときの店構えのイメージを覚えています。
しかし、足袋の効果はたぶんほとんどなく、結果は同じか、足が滑ってしまい、かえって悪かったかもしれません。それでも毎年、足袋で走っていました。6人位で走る徒競走で1番になったことは6年間で一度もありませんでした。というより後ろから数えたほうが早かったです。
リレー選手の気持ち
徒競走のほかに、高学年リレーもありました。クラスで足の速い子が選ばれて走るリレーです。運動会では花形のプログラムですよね。
大人になってからリレー選手の子に気持ちを聞いたことがあります。その子は「リレー選手になってもそんなに嬉しくない。給食の時間を削って練習するし、走るのは好きだけどリレーが好きなわけではない。」と言ってました。
なるほど、 足が速い = リレー選手に選ばれて嬉しい!!とは限らないのでした。

リレー選手になるためには…
小学校、中学校とリレー選手に選ばれることはもちろんありませんでしたが、なんと高校ではリレー選手に選ばれました。私の足がとても速くなったのではなくて、競争相手が減ったからです。足の速い子も練習が面倒だと本気で走らないわけです。私は高校生になってからも全力を使いましたので選手枠に引っかかったというわけです。
ずっと憧れでしたので、とても嬉しかったです。
おわりに
そんな私の体験からお伝えしたいことは、足の速くないお子さんやお孫さんがリレー選手になりたいというのであれば、いつかはリレー選手になれるから諦めるなと話してあげて欲しいということです。
大学時代も体育祭がありましたので、本気で走っておりました。笑
それでは、また。
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