下水道に油は流せないのは常識ですが、流さないためには手間がかかって、面倒です。
でも、なぜ、だめなのかを復習すれば、手間がかかってもがんばってやろうと思えるのではないかと考えました。
東京アメッシュ
復習の前に東京アメッシュのことをお伝えします。
雨の量をレーダーで測って下水道への流入量を予測し、下水道施設の効率的な運転管理と、都民の浸水被害への備えを支援するために昭和63年開局したのが東京アメッシュです。
そして、平成14年(2002年)4月に「東京アメッシュ」がインターネットで公開されました。私も仕事でよく使わせてもらいました。雨雲の様子がよくわかりました。
今は色々な雨雲レーダーサイトがありますが、当時はこれが唯一だったかな?と思います。
東京アメッシュは東京都下水道局が担当窓口です
ですから、東京アメッシュの第一の目的は一般の方に雨の降っている様子を伝えることではなくて、下水道施設の効率的な運転管理です。
東京アメッシュのページの下には「油・断・快適!・下水道」というキャンペーンのリンクも貼られています。「油断大敵、火がぼうぼう」をもじったものでしょう。
そこには「台所は川や海とつながっています」と書いてあります。下水道に油を流すと、その油は下水道管内で冷えて固まり、詰まりや悪臭の原因になり、大雨が降った時に剥がれてオイルボールとなり、川や海に流出してしまうことがあるそうです。
油を流さないために
「ふき取る」「吸い取る」「使い切る」をしてくださいとのことでした。
手間が一つ増えますが、やらなきゃいけないですね。

虹の下水道館
もう一つ、東京アメッシュのHPには虹の下水道館のリンクも貼ってあります。
東京都のHPによると、東京都虹の下水道館は、お台場有明地区にある東京都下水道局の広報施設です。
館内の「レインボータウン」を舞台に、普段入ることのできない下水道管やポンプ所、中央監視室、水質検査室で下水道の仕事を体験し、下水道に携わる人の思いや工夫に気づくことができるそうです。一度行ってきます。

おわりに
もう一つ、気になるのは「ディスポーザ」です。平成17年5月に単体ディスポーザの設置が禁止されたので、良かったと思います。台所は川や海につながっていることを忘れないように利用したいです。
それでは、また。
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