2025年8月、私は、ひすいこたろう著の「あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる What a wonderful world !」を手に取りました。
ひすいこたろうさんは視点を変えることで人生を幸せだと感じさせる天才コピーライターです。
『ちょっと、元気がなくなっているとき』 には、ひすいさんの考えを読ませてもらうことで、考え方を切り替えることができるのです。
本著の主張:どうとらえるかで、違う宇宙が出現するのです。
著者が伝えるのは「本を読み終えるころには、大空を舞う鳥のように自由な視点から、俯瞰して自分の人生を眺められるようになる」ということ。
あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているのかもしれないと警告します。
「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである」といいます。
Take a bird’s eye view of your life
そうはいっても、そんなにポジティブには考えられないよ……というあなたへ
というコラムも書いてあります。具体的な対応策が書いてあります。「君が見たいほうが現実になる。君が選ぶほうが現実になる。」不安ではなく希望を選ぼう。ときめきを選ぼう。恐れではなく、愛を選ぼうと著者は書いています。そして、自分を俯瞰して見てみようと教えてくれます。

山登りを思い出す
著者が言う「俯瞰」する気持ちが大事だということは、私が高校時代に山登りをしていたときに、同様のことを思いました。
当時、高校生ということもあり色々と悩みがありました。アーもうやんなっちゃうなと思ったときに、山に登り頂上からの景色を眺めました。そこには、やんなっちゃった問題がとても小さく、いやほとんど見えなくなってしまった現実がありました。鳥が空からながめるように、頂上から見ることも俯瞰といえるのではないでしょうか。
今、NETFLIXで「大地の傷跡」という作品を視聴しているのですが、撮影にはドローンが使われているので俯瞰した動画がたびたび出てきます。ゆえに、我々は山登りで頂上に行かなくとも、景色を俯瞰することができるようになりましたね。そういった意味では山登りの価値がちょっとさがっちゃったかなとも思いますが…
いずれにしても、自分を上から眺めることで、とらえ方が変わってくるというわけです。
まとめ
書名:あなた次第で この世界は素晴らしい場所になる
著者:ひすいこたろう
発行:2024年6月12日 第5版
出版社:株式会社ディスカヴァー・トウェンティ・ワン
それでは、また。
