登山靴を履いて駅まで歩き、電車に乗って小さな山に向かって歩いておりますと、「ぴっ」「ぴっ」と水が落ちるような音がしました。歩道横の家のエアコンの水の音かなと思ったのですが、ずっとその音が私についてくるのです。
なぞの音
このなぞの音は何なんだと思いながら10m位歩いたでしょうか?突然のように登山靴の左足のビブラムソールが前の方から剥がれました。「ぴっ」という音はちょっとずつビブラムソールが剥がれていく音だったのです。

黒靴下
最初はそのまま歩いたのですが、あっと言う間に足の半分位まで剥がれてしまい、まともに歩くことができなくなりました。
登山中止で帰宅しようとしましたが、何かで固定しないととても歩きづらいわけです。そこで、黒靴下を左足に履かせました。大成功。これなら家まで歩いて帰れる。

USBコード
ところが、よく見ると右足のビブラムソールの先端もこれから剥がれるよという状態を見せていました。ゆっくりと歩いて何とか最寄りの駅まではたどり着きましたが、駅を出たところで左足と同じように歩けないほど剥がれてしまいました。
そこで、USBコードで先端部をくくって靴ひもに絡ませました。黒靴下よりも効果は弱かったですが、歩けるようになりました。

まとめ
この登山靴の歩行距離はそう多くないのですが、購入したのは7年前位でしょうか?イタリア製の定価2万4千円の物なのです。劣化ということでしょうか?
しかし、山に登ってから剥がれずに駅前の歩道で剥がれてくれたことに感謝しています。登山靴はもう買わなくてもいいかなと思っています。
それでは、また。


