新総裁 高市早苗さん!

本の紹介
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本日、自民党新総裁が選ばれました。高市早苗さんです。決戦投票で小泉進次郎さんより勝りました。高市さん185票-小泉さん156票。都道府県の投票結果だけをみれば高市さん36票―小泉さん11票。党員からの圧倒的な支持もありました。

4年前、高市さんは「美しく、強く、成長する国へ。私の日本経済強靭化計画」という本を出版されていました。

初の女性首相?

表紙には「初の女性首相へ 日本を守る責任。時代を拓く覚悟。私は、日本と日本人の底力を信じている。」と書いてあります。自民党総裁にはなりましたが、少数与党ですので、即首相とは言い切れませんが、きっと選ばれるでしょう。

高市さんは1961年3月7日生まれ(64歳)で、私より一つ学年が上の方です。


子どもや孫、子孫たちへの責任

私が小学6年生になるころまでは高度経済成長の20年間でした。年平均10%前後の高い経済成長率を記録していましたので、銀行にお金を預けると金利5%ほど(昭和48年1973年)あったそうです。投資しなくても、銀行にお金を預けていればよかった時代だったわけです。

しかし、今はそうではありませんから、高市さんの提唱する「サナエノミクス」に期待したいです。また、神戸大学経営学部経営学科卒業、松下政経塾5期生として、松下幸之助さんの「生活者の視点」を大切にする理念を叩きこまれていますので、それにも期待です。

子どもや孫、そのさきの日本人のためにも今、政治家が責任を果たすときだと思います。

ワークライフバランスという言葉を捨てる

よく、聞く話ですが、高市さんはとても勉強家です。夜遅くまで法案の内容を考えているそうです。それもあって、仲間との食事会に時間を割いたりはしません。「仲間が少ない」と揶揄されることもありますが、政治家として多方面にわたって勉強することのほうが大事だとお考えなのだと思います。

新総裁に選ばれたあとのスピーチでは、全部の議員さんに向けて「馬車馬のように働いてもらう」そして「私もワークライフバランスという言葉を捨てる」と宣言されました。

その瞬間、私は田中正造さんを思い出しました。衆議院議員として足尾銅山鉱毒問題に取組み、渡良瀬川沿岸の住民を救うため議員の職を辞して明治天皇に決死の直訴を行った方です。

利権や外国の利益のために動いていると思われる政治家がいるなか、高市さんはこの本に書かれているように国民のために全力を尽くしてくださる方だと感じています。

おわりに

4年前に手に取った本ですが、改めて読むと、日本と日本人がこの先ずっと安心して成長していくための改革が書かれている本だと思いました。

高市さんにはその信念の多くを実現していただきたいと思います。

それでは、また。 


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